勇者「RPGの王様って傲慢だよな」

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賢者「でもまあ、正直……連れていってもバレないかとは思うんですけどね」 戦士「だよな。ぶっちゃけ、オレや弓士と一緒に『新しい仲間です』って言うのが手っ取り早い気がする」 勇者「! いや……ダメだ……! 考えてみたが、魔王を城に連れていくのは危険すぎる!」 弓士「まさか勇者が異を唱えるとはな」 戦士「ちなみになんでなんだ?」 勇者「バっカおまえ! 王城の人たちが魔王の可愛さに魅了されちまうからに決まってんだろ! それで皆が魔王を狙ったらどうすんだよ!?」 魔王「勇者……。そこまで妾のことを……//」 弓士「あー、うん」 戦士「とりあえず、バカップル乙」 賢者「もうとりあえず入りましょう」  トビラオープン 弓士「またこの効果音かよ」 勇者「あ、ちょっ、待っ」 戦士「まあ大丈夫だろ。オマエが危惧してるような事態は起こらんって」 王様「おお、よくぞ無事に戻ってきたな勇者とその仲間達よ! ところで後ろの黒髪ロングの娘可愛いっすね! お茶でもどうだい?」 勇者「ほーら見ろ! だから言ったじゃねえか馬ー鹿!」 戦士「……いや、うん……」 弓士「王様のキャラのブレ具合については誰もツッコまねえのか」
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