第1章

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「もう、お別れみたい。」 「安心しろ。また戻ってくるから。」 「絶対だからね。」 「あぁ、すぐに帰る。」 今すぐ壊して捨てたくなった。 それからいくらか経った。 絶対に遅れてはならない仕事があり、信用ならない時計の一時間前に家を出た。 何故か最近スマホまで喧嘩を売ってくるようで、文字化けしていて時間がさっぱりわからない。 出来る限り急いだ結果、30分遅刻だと言われくびになりかけた。 時計を壊してごみ箱に捨てた。
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