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「ただいま」
カギの掛かった玄関をあけて誰もいない部屋に挨拶をして私は自分の部屋へと転がり込む
「もうすぐ一年……なにかプレゼントしたいなぁ」
部屋着に着替えベッドに横になりながらプレゼントを何にするかを考え少しボーッとする
そんな幸せを感じながら私は眠った
「……は…よ……さい」
ふと微かに聞こえる声に起こされ枕元の目覚まし時計を目をやると19:26の表示
「ご飯よ!起きなさい!」
寝ぼけ眼で時計を眺めていると少し大きめの声でお母さんがリビングから私を見ていた
「今いくよ!」
私も少し声を大きくしてリビングへと向かう最近お母さんとうまく話せないいや両親とうまく話せない…
「さ!席について食べるわよ」
お母さんはそういうと台所から箸を3膳持って自分の指定席についた
「いただきます」
並べられた色とりどりのおかずとおそらく炊きたてである真っ白なご飯を少しずつ口にいれながら私はいつものようにテレビを見ていた
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