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「どこの病院ですか?」
私はなにを考えるでもなくただ彼に彼の元に行くことしか頭になかった
『…総合病院よ……』
「わかった!ありがとう!」
言うが先か動くが先かほとんど同じタイミングで私は電話を切り急いで着替えて財布と携帯だけを持ち家を飛び出した
「総合病院……電車で二駅…タクシーの方が早い!」
私は駅前のロータリーに止まっていたタクシーを止めて乗り込んだ
「総合病院まで!急いで速く!」
乗り込むと同時に行き先を告げタクシーは病院へと走り出した
「無事だよね…ヒーローだもんね……」
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