第1章
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フローリングにぼんやり白く何かが見える。 それは、人型に囲った白いビニールテープだった。 俺が暑さから逃げて寝ていた場所だ。 ビニールテープは、起きた時と同じ形をしている。 ベッドに人影が濃く映る。 ギターのメロディが聞こえる。 「近々会おうって言っただろ?」 叔父さんが、俺に微笑んでいた。
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