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いつの間にか眠ってしまったようだ。
部屋は、暗くて何も見えない。
フローリングに長時間寝ていたせいで身体中が痛かった。
起き上がるのも、億劫なほど疲れている。
ずっと、寝ていたはずなのに…
不思議な程、疲れていた。
暗い部屋の中、チカチカと携帯が光っている。着信があった様だ。
着信音にも気が付かない程、熟睡していたって訳か…
独り言をつぶやき、携帯に手を伸ばす。
珍しく留守電が入っていた。
それは母の弟の剛叔父さんからで、留守電からは叔父さんの得意なギターがバックに流れていた。
どうやら、自分でひきながら電話しているらしい。
メロディが不規則だ。
「元気にしているか?近々会おうな!」
という内容だった。
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