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死後三日?
じゃあ、俺の留守電は?
確かに剛叔父さんの声だった。
ギター弾いてるのも、叔父さんらしい。
叔父さんは、いつでもギターを手元に置いていて、暇さえあればギターを弾いてていた。
やっぱり、あれはどう考えても剛叔父さんだ。
じゃあ、何故死後三日も経ってんだ?
また携帯が、着信音を鳴らす。
液晶画面に母さんと出ている。
「類?今やっと帰り着いたの。で、近所の方も来て下さって…
叔父さん、携帯握りしめてギター弾いてる姿で、座ったまま亡くなってたそうよ」
母の言葉に、この暑さの中寒気がした。
母に何と言えばいいのか分からない。
「叔父さん、類を可愛がってたもんね。類に知らせたかったんじゃないのかしら?」
母は、涙まじりに恐ろしくセンチメンタルな事を言う。
そんなのただの怪談じゃないか!
心の中で、つぶやいた。
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