1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
何で分かるんだ...
「輝...俺...」
「ん?」
言おうとした時輝の後ろから声がした。
「おい!そこの2人何してんだよ!!」
輝は手を離し顔だけ後ろを向けると「光...」と言った。
光(コウ)は輝の弟だが1ヶ月違い。だから同じクラスで同じ学年なのだ。
むすっとした顔で光は俺に言った。
「優気を付けろよ!」
「え...??」
何を気をつけろと言っている意味がわからなくて首を傾げる。
「だから、輝兄さんには気を付けろよ。いいな?」
「あ、うん...」
理由は良く分からないが一応返事をした。
最初のコメントを投稿しよう!