第1章

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何で分かるんだ... 「輝...俺...」 「ん?」 言おうとした時輝の後ろから声がした。 「おい!そこの2人何してんだよ!!」 輝は手を離し顔だけ後ろを向けると「光...」と言った。 光(コウ)は輝の弟だが1ヶ月違い。だから同じクラスで同じ学年なのだ。 むすっとした顔で光は俺に言った。 「優気を付けろよ!」 「え...??」 何を気をつけろと言っている意味がわからなくて首を傾げる。 「だから、輝兄さんには気を付けろよ。いいな?」 「あ、うん...」 理由は良く分からないが一応返事をした。
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