第3章
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けれど、薬を飲んでも、眠気はこなかった。 元々、寝付きの悪い私は、いつもアルコールに頼っていたのだけれど。 それを、一時止めて、薬に頼ることにした。 薬、飲んでるはずなのに、全然眠くならない。 時折くる、動悸も止まない。 でも、すがるものがなくて、その薬に頼るしかなかった。
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