第4話 翌朝

2/10
前へ
/10ページ
次へ
 翌朝の午前六時。  真一は、目覚まし時計のアラームとともに自室のベッドから飛び降り、玄関まで走り、新聞紙を広げた。 「さすがに、今日の朝刊は無しか…」  深夜の二時過ぎに起こった出来事だ。  朝刊の記事にするには無理がある。  しかし発見されている可能性はある。あの道は、日中は人通りも多い。  警察が来るのも時間の問題である。  真一はテレビを見ようと、リビングに行った。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加