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礼緒菜「2人とも、大事なお客様だから。それに、紫貴と私は、リビングでテレビ見ながらごろ寝…ってパターンにも慣れてるし」
黒埼「ん、わかった」
礼緒菜「眠たくなったら、各自解散。
お風呂はいつでも入れます。
刑部さん、パジャマは私のを出しておきます。
お兄ちゃんは紫貴ので良い?( ̄▽ ̄)」
黒埼「あぁ」
礼緒菜「そして、また飲み直し」ご機嫌に笑う。
紫貴もつられて笑う。
「いつまで呑む気だ?」
黒埼「…………飲んべえ」
礼緒菜「あと、梅酒のロックを飲んで終わり」
そう言うとダイニングへ行く。
真実「お風呂、私は一番最後でも良いですか?」
紫貴「礼緒菜、どうする?」
礼緒菜「大丈夫じゃない?」
真実「素顔とか…あまり見られたく無いんです」
真実がぽつりと呟くように言う。
礼緒菜「わかる、わかる!
私も、お兄ちゃんには素顔を晒したくないもん(>人<;)」
黒埼「二人とも紫貴ちゃんが見る確率はでかいぞ?」
意地悪く笑って。
礼緒菜「私は紫貴には見慣れられてまーす!
…って、何言わせてるんですか!」
真っ赤になる礼緒菜。
それにつられ真っ赤になる真実。
紫貴「要さん!」
やはり真っ赤になった紫貴。
「礼緒菜、照れるなよっ!こっちまでつられるだろうが!!」
黒埼「………!!」
最後に真っ赤になったのは、黒埼だ。
「みんなで照れてりゃ世話ねーや」
そう言うとそっぽを向いた。
礼緒菜「お兄ちゃん、ウブ( ̄▽ ̄)」
からかうような声。
黒埼「五月蝿いっ」
礼緒菜「じゃぁ、片付けしますから、順番で入っていきましょう。
まずはお兄ちゃん」
黒埼「ヘイヘイ」
客間からパジャマやらなんやら持ち出して、風呂場に移動する。
礼緒菜がDKで洗い物をしながら言う。
礼緒菜「次は紫貴だからね?♪」
黒埼「飲みすぎたかな……
シャワーだけにしとこ……」
シャワーを出して身体を洗い
礼緒菜と紫貴が、並んで片し物をする。
真実「本当に、仲が良いんですね。
相原さんも協力的だし…」
礼緒菜「感謝はしてますよ?(^_-)☆」
紫貴「共働きだからね♪( ´▽`)」
真実「既にご夫婦って雰囲気…」
礼緒菜「それは、誉め言葉として受け止めよう(エヘン)」
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