2月27日

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紫貴「ありますよ。作りましょうか?」 真実「お願いします。 そう言えば、朝比奈さんと黒埼さん、何故、兄弟みたいな状態に?」 紫貴がカクテルを、礼緒菜、黒埼、刑部の順に作り始めた。 要「俺がれーちゃんをいじり倒した」 笑いながら言う。 礼緒菜「お兄ちゃんが、わたしが泣くまでいじり倒したんですよ!ひどいですよね(>_<)」 真実「隙があり過ぎるからよ、朝比奈さん」 紫貴「隙と言うより、天然じゃじゃ馬なんですよ」  言いながら、スクリュードライバーを礼緒菜に差し出す。 礼緒菜「さんきゅ~、紫貴♪ って、犬の次は馬かいっ!Σ(゜д゜lll)」 真実「そうですね、勢いづいた朝比奈さんを止めるのは難しいです」  くすっ、と笑う。 要「どうどう」  笑いながら言う。 紫貴がマティーニを黒埼に差し出した。 礼緒菜「だから、馬じゃないってば!」  軽く笑いながら、黒埼さんに拳を見せる。と、要が笑いながら止める振りをする。 要「ありがとう。紫貴ちゃん」  紫貴が刑部のカクテルの材料をシェーカーに入れてシャカシャカ振る。 礼緒菜「そう言えば、刑部さんとプライベートでこれだけ話すのって、初めてな気がする。いつも、仕事の話ばっかりで。 あ、おつまみ増やそう♪( ´▽`)」  DKに向かう。 礼緒菜「紫貴、ちょいとお邪魔するよ~(o^^o)」 紫貴「はいなー」  礼緒菜が鼻歌交じりで、カナッペやディップを作りながら 礼緒菜「そだ、刑部さんのご飯も作らなきゃ…」  そう言うと食料棚をガサガサ漁り、朝御飯を簡単に作りだした。  紫貴に向かって、小声で聞く。 礼緒菜「お兄ちゃん、本気で刑部さんにアタックするのかな」 紫貴「かもな」  言いながらシャンパングラスに注ぐ。 礼緒菜「刑部さんは落ちない気がする…」  そう言って、おつまみと食事を持って、リビングに戻る礼緒菜。 礼緒菜「お兄ちゃん、おつまみ。 刑部さん、ご飯をどうぞ(o^^o)」 真実「ありがとう。 緊張が解けたら、お腹が空いたわ」 紫貴「それはどうだろう? 神のみぞ知る……かもな」  礼緒菜に小声で応えながら、グラスにラムネを注ぎ入れていく。  真実が、朝御飯を一口食べて言う。 真実「朝比奈さん、料理が得意なのね。 早く、結婚したら良いのに」  毒舌なのか、感想なのかわからない言葉を吐いた。 .
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