2月27日

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真実が検事2人を目の当たりにし、一瞬、硬直するが…… 真実「事務所を出てから、誰かにつけられてるの。もう、一週間くらいかしら。 今日は流石に気味が悪くて、事務所に一番近いここに飛び込んだ訳。 相原検事さん、紅茶…戴こうかしら」 真実が気弱に笑う。 紫貴が紅茶の支度をしながら 紫貴「刑部さん、酒は飲めるほう?」 要「れーちゃん、彼女の行きと帰りに着いててやれるかな?」 真実「アルコールは少なめでお願いします。寝てしまうので…」 礼緒菜「要お兄ちゃんの頼みとあらば、毎日送迎しますよ。勿論、専属ドライバー兼用心棒で」 紫貴「はいな」 (刑部に向かって、にっこり笑って) 紫貴「よろしくねー、蘭ねーちゃん♪」 (いたずらっぽい笑顔で礼緒菜に向かって) 要「頼もしい用心棒ですよ。彼女は。何より俺に手合わせ挑んだくらいだから」 (クスクス笑って) (紫貴に向かって真顔で) 真実「蘭ではありません。真実です」 (黒埼に向かって) 真実「武道は認めますが、力を以(もっ)て相手を封じるのは好みません」 礼緒菜「もう少し、物事を柔らかく見るってできませんか? もう少し、頼ってくれた方が、私は嬉しいです」 紫貴「へ?」 真美の言葉に、紫貴がびっくりした声を出す。 紫貴「『蘭ねーちゃん』は、礼緒菜に言ったんだけど?」 要「あ、それ、賛成ー♪ それに俺に突っかかってくんの、ごついにーちゃんばっかだもーん!」 (いい気持ちに酔っ払っている) 真美「あ、相原さん、ごめんなさい。 まだ動揺していて…」
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