第三章

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彼の頼み事は、 「金やるからさ、家片づけてくれないか?」 ”金やる”という、私が最も喜ぶキーワード入り。 そして彼が提示したのは、 土日の二日間で報酬二万円という、夢のような賃金。 ただ片づけるだけで二万円もの大金がもらえる。 こんな割りのいいバイト、断れるはずがない。 だから私は、なんの躊躇いもなく引き受けた。 しかし…
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