第一章

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残りの仕事を片づけようと、仕事を再開する私。 その私の周りで女子達が、帰り支度をしながら女子トークを展開。 聞く気など全くない。 だけど、近すぎていやでも会話が耳に入って来る。 「ねぇねぇ知ってる、藤崎さんと秘書課の松原さんの噂?」 毎度おなじみ、彼女達の話題の中心になる人物は、藤崎雨(フジサキレイン)二十七歳の彼。 彼は営業部所属のイケメン営業マン。 顔がいいだけじゃなく、仕事もできる優れもの。 入社一年目からぶっちぎりの営業好成績。 それに比例して人気もぶっちぎり。 結婚したい男性社員、ナンバー1 抱かれたい男、ナンバー1などなど。 女子社員アンケートでは、他の男性社員を大きく引き離す程の人気者。 そんな彼だからなのか? 彼が通った後の残り香だけで、女子社員はメロメロになると噂がでる程のフェロモンただもれイケメンモテ男君。
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