第一章

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「あっ、もうこんな時間。早く帰らなきゃ」 誰かのその言葉によって、女子トークは終了。 騒がしかった私の周りが、急に静かになった。 私には理解できないわ… 女にだらしないあんな男の、どこがいいんだろう? 参加もしてない女子トークの余韻に、無意識に浸っている私。 あっでもまぁ、彼女を作らないとか、結婚しないとかって公言してるってのは、まぁまだ良心的なのかな?女に結婚を仄めかして騙し遊ぶ男よりかは… 女の方もそれを承知で関係を持ってるわけだから、別にいいのかも。 まぁどちらにせよ、私には関係のないこと。 あっ… 私ったら余計なことを考えて時間を無駄にしてしまった。 貴重な時間が… ロスした時間を取り戻そうと、私はこの後仕事に集中した。
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