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プシューーーーーーー
そんな音をたてて開く扉。
慌てて私は電車からホームへと飛び出した。
降りた瞬間、その場で辺りを見渡し……
首を傾げる。
ド田舎?!
そんな雰囲気がぷんぷんで、あろう事かまさかの無人駅。
これじゃあ道を聞こうにも聞けない。
しかも乗っていた電車が最終である。
此処から更に電車に乗ったところで家から遠ざかるばかりだし、場所によっては明日の仕事に差し支える。
再び乗ろうとしたが、思い止まって踵を返した。
仕方ない……………。
小さな無人の改札口に向かいながら、私は鞄から財布を取り出して中身を確認した。
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