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彼 「・・・俺は別に、病気とかじゃねーからよ・・・」
マリー「病気じゃなくてもいいのよ?」
彼 「なんとなく、な・・・」
マリー「わかった。あなたのところの家賃って、特に高いわけじゃないのよ。だから、そうね、家賃代込みでいい?」
彼 「いいのか?」
ジョシュア「いいのかって、家賃どうするのさ?一日数ドルじゃ、家賃払えないよ?」
彼 「それは、また別に働いて・・・」
マリア「できるの?出来るかしら?今までできなかったでしょ?」
彼 「・・・・・・」
マリー「少し位、誰かに頼ってもいいのよ」
彼 「・・・悪いな、で、何からしたら良い?」
マリー「まずは、そうね、受付からお願いできないかしら?」
彼 「あぁ・・・俺は愛想ねーぞ?」
マリー「少しでいいのよ、実は明日、インタビューしたいって人が来るの、時間はお昼過ぎ位なのよ」
彼 「あー、その間、代わりをしてくれってことか」
マリー「ええ、駄目かしら?」
彼 「昼、、だな、いいぜ」
マリー「ありがとう」
マリー「そうだったわ、聞き忘れていたのだけれど、あなた、車は乗れる?」
彼 「ああ、大丈夫だぜ・・・ムショからでて、少し働いていたときに取ったからな・・・暫く乗ってねーけどな」
マリー「そう、よかったわ。もしかしたら、他にも頼むと思うから、お願いね。」
テオ
朝日の眩しさで眼を覚ます。
隣で寝ていたシルフィリアさんの姿はなかった。
おれは昨日の場所に行ってみた。
シルフィリア「おはよう、テオくん。よく、眠れた?」
テオ「はい、ありがとう、ございました」
シルフィリア「ううん、気にしないで・・・。私と一緒で、狭かったよね?ごめんね」
テオ「ぁ・・・また、、な、なんでも、ないです。大丈夫、でした」
シルフィリア「まってね、いま、ご飯用意するから。そこの椅子に座って待っててね」
テオ
頷いて席に着く、周りには同じように座っている、おれより小さい子供たちが4人いた。
その子供達は、おれのことを興味がありそうなキラキラした眼で見ていた。
シルフィリア「ごめんね、お待たせ」
テオ「あ、ありがとうございます」
シルフィリア「ゆっくり食べて」
テオ
シルフィリアさんがそう言うと、おれを待っていたのか、他の子供たちも食べはじめる。
コーンポタージュにレタスとトマトのサラダ。それから、チーズとハムを挟んだサンドイッチだった。
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