第2章

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ルイ「おねぇちゃんと歳が近いからじゃない?」 テオ「ぁ、でも、子供には、慣れて、ないから」 ウルフリック「大人面すんなよー、お前だって子供だろ!」 テオ「そうだけど、さ」 ロナ「ウルはウルだけにうるさーい」 ウルフリック「なんだとー!」 ルイ「はいはい。・・・テオ、ここのこと全然知らないでしょ?」 テオ「あ、うん」 ロナ「そうねぇ?、家の中を案内してあげる!」 ウルフリック「2階から行くか!」 ロナ「ここが、寝る所」 シーリア「あたちたちの、寝るところ、なの」 ロナ「ベットの下に服を入れる場所があるけど、下着とか盗んじゃだめだからね?」 ウルフリック「お前の下着なんて、だれが盗るかよ?。なぁテオ、お前もそう思うだろ!」 テオ「ぇ?ああ、う、うん」 ロナ「なんですってぇ??」 ウルフリック「ほんとのことだろー?」 ルイ「さて、見ての通り、ぼく達は同じ部屋で寝てるけど・・・。テオは昨日、おねぇちゃんの所で寝たんだよね?」 テオ「あ、うん、そうだよ」 ウルフリック「なんだよー、一人じゃ寝れねーのかよー!」 ロナ「ウルが言えたこと?・・・たまに一緒に寝たいって言ってるの知ってるんだから」 ウルフリック「ぐっ・・・!」 シーリア「あたちも、一緒するよ?」 ルイ「シーリアはまだ小さいからね」 ウルフリック「ぐぬぬぬ・・・おっしゃ!なら、2階はこのくらいだな!」 ロナ「ごまかした」 ウルフリック「うるさい!さっ、次は一階だ!戻るぞ!」 ルイ「ここがさっき食事をした所」 ウルフリック「入り口開けたら、すぐに飯を食べるところが見える開放感!」 ロナ「で、こっちが、ご飯を作るところよ」 ルイ「一階は、こんな感じだね」 ウルフリック「んじゃ、次は地下だな!」 ルイ「それにしても、随分懐いてるね」 ロナ「ずっと、手を握ったままね」 ウルフリック「シーリア、こいつのこと好きなのかー?」 ロナ「ウルって、デリカシーとかほんと無いわね」 ウルフリック「でりかしー?なんだそれ?」 ルイ「心配りとかのことだよ」 シーリア「・・・おにーちゃん、優しそう」 テオ「別に、優しくなんて、ないよ」 ウルフリック「よし!地下行くぞ地下!」 ルイ「ここが、地下室。暗いから、あまり入らないように言われてるね」 テオ「これって、お酒?」 ウルフリック「おう!そうだぜ!」
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