第2章

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マリー「ええ、さっき話した3人のほかに、ジョシュアとマリアって子がいてね、その子達は私とボブの子供なのよ」 ロゼット「あ!それじゃあ、夫婦で経営してるんですか!いいですね、そういうの」 マリー「ええ、お陰で肩の力を抜いてやれてるわね・・・。ここで話しましょうか」 ロゼット マリーさんに案内された部屋に入ると、中には、女の人が二人と男の人が待っていた。 ボブ「おっ!その人がインタビューしに来た人か?」 ロゼット「ロゼットと申します!よろしくお願いします!」 アンナ「よろしくね、わたしはアンナ」 ジェシー「わたしはジェシーよ」 ボブ「んでもって、俺がボブだ!よろしくな!」 ロゼット「はい!よろしくお願いします!」 マリー「それじゃあ、わたしは受付に戻ってるわね」 ロゼット「あっ!・・・マリーさんにもお話を伺いたかったんですけど・・・駄目ですか?」 マリー「そうねぇ・・・受付を空けちゃう訳にも行かないけど、少しならいいわよ」 ロゼット「はい、すいません」 マリー「いいわ、さ、座って」 ロゼット「はい!」 ジェシー「それで、何の話をすればいいのかしら?」 ロゼット「そうですね・・・。この施設を作るきっかけとか教えてもらってもいいですか?」 ボブ「きっかけだな、まずはそうだな、牧師さんと会った時の話からするか」 ロゼット「牧師さん、ですか?」 マリー「牧師といっても、別に、そういう仕事をしていたわけじゃないのよ」 ロゼット「そうなんですか?」 ジェシー「ええ、彼は、生活保護を受けていたわ」 ロゼット「生活保護、、ですか・・・」 ジェシー「ええ、そうよ。どう思う?」 ロゼット「どう、思うと言われると・・・うーん」 ジェシー「体のどこかが悪いってわけでもなかったわ」 ロゼット「う?ん・・・でも、働けない理由があったんじゃないですか」 ジェシー「社会に出るのが怖いから、自分は何の役にもたたないから、それが理由よ」 ロゼット「・・・でも、きっと、、なにか、、私にはわかりませんけど、なにかあったんですよ!」 アンナ「ジェシー、あの人は私と、同じ・・・だよ?」 ジェシー「わかってるわよ、どう思うのか、聞いてみたかっただけ」 彼 「少し、遅れちまったな・・・ん?誰もいねぇのか?・・・とりあえず、ここにいりゃーいいのか?」 シルフィリア「あの、ここの人ですか?」
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