第2章

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マリー「よろしくね、それで、話というのは何かしら?」 シルフィリア「はい、あの、子供達に歌を聞かせて欲しいと思ったんです」 マリー「子供たち?貴女、すごく若そうに見えるけれど、お子さんが居るの?」 シルフィリア「はい」 彼 「ガキが居るのか?お前の子供か?」 シルフィリア「はい、私の子供たちです」 彼 「お前、幾つだ?」 シルフィリア「え?」 彼 「歳だよ、歳!」 シルフィリア「16です」 彼 「まだガキじゃねーかよ!ガキがガキ育ててどうすんだ!?」 シルフィリア「いけませんか?」 彼 「あ?お前よ、育てられるわけねーだろ?」 シルフィリア「そんなことはないです」 彼 「そんなことはねーって、無理だからここに来たんじゃねーのかよ?」 マリー「ねぇ、本題に入れないから、そのくらいにして」 彼 「ぁ、、ああ。・・・悪りぃ」 ジェシー「あのときのボブは珍しく、軽い感じの曲にしたわよね」 ロゼット「軽い感じの曲ですか?」 ボブ「ああ、なんとなぁ?くな、いままでなかった曲調にしようと思ってな」 アンナ「でも、よかったとおもうよ」 ロゼット「曲とか作れるなんてすごいです、私なんて楽器も全然、弾けないから」 ジェシー「苦手な人はいるわよね」 ボブ「そうだな、牧師さんもそうだったからな」 ロゼット「その牧師さんって人も楽器が弾けなかったんですか?」 ボブ「まぁ、なぁ、全然弾けない訳じゃなかったがな」 アンナ「それで、その後ボブが曲を作ってきて・・・」 ボブ「ってなもんよ」 アンナ「確かにポップな感じだね」 ボブ「いやぁ、ロックにしようとも思ったんだけどな、あんまり明るい感じのなかったろ?だからいいかなって」 ジェシー「そうね、面白いかもね」 マリー「それで、歌を聞かせて欲しいっていう話だけれど」 シルフィリア「はい」 マリー「いつならいいの?」 シルフィリア「今月中なら、いつでも大丈夫です」 マリー「じゃあ、そうね、今月の間で、こちらの都合がいい日でいい?」 シルフィリア「はい、お願いします」 マリー「それじゃあ、連絡をするわね。その場所と、連絡先を教えてもらえないかしら?」 シルフィリア「ぁ・・・」 マリー「どうしたの?」 シルフィリア「・・・電話とか、無いんです」 彼 「ぁ?じゃ、どうやって連絡すりゃいいんだよ」 マリー「そうね・・・いきなりそちらに行っても大丈夫?」
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