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マリー「よろしくね、それで、話というのは何かしら?」
シルフィリア「はい、あの、子供達に歌を聞かせて欲しいと思ったんです」
マリー「子供たち?貴女、すごく若そうに見えるけれど、お子さんが居るの?」
シルフィリア「はい」
彼 「ガキが居るのか?お前の子供か?」
シルフィリア「はい、私の子供たちです」
彼 「お前、幾つだ?」
シルフィリア「え?」
彼 「歳だよ、歳!」
シルフィリア「16です」
彼 「まだガキじゃねーかよ!ガキがガキ育ててどうすんだ!?」
シルフィリア「いけませんか?」
彼 「あ?お前よ、育てられるわけねーだろ?」
シルフィリア「そんなことはないです」
彼 「そんなことはねーって、無理だからここに来たんじゃねーのかよ?」
マリー「ねぇ、本題に入れないから、そのくらいにして」
彼 「ぁ、、ああ。・・・悪りぃ」
ジェシー「あのときのボブは珍しく、軽い感じの曲にしたわよね」
ロゼット「軽い感じの曲ですか?」
ボブ「ああ、なんとなぁ?くな、いままでなかった曲調にしようと思ってな」
アンナ「でも、よかったとおもうよ」
ロゼット「曲とか作れるなんてすごいです、私なんて楽器も全然、弾けないから」
ジェシー「苦手な人はいるわよね」
ボブ「そうだな、牧師さんもそうだったからな」
ロゼット「その牧師さんって人も楽器が弾けなかったんですか?」
ボブ「まぁ、なぁ、全然弾けない訳じゃなかったがな」
アンナ「それで、その後ボブが曲を作ってきて・・・」
ボブ「ってなもんよ」
アンナ「確かにポップな感じだね」
ボブ「いやぁ、ロックにしようとも思ったんだけどな、あんまり明るい感じのなかったろ?だからいいかなって」
ジェシー「そうね、面白いかもね」
マリー「それで、歌を聞かせて欲しいっていう話だけれど」
シルフィリア「はい」
マリー「いつならいいの?」
シルフィリア「今月中なら、いつでも大丈夫です」
マリー「じゃあ、そうね、今月の間で、こちらの都合がいい日でいい?」
シルフィリア「はい、お願いします」
マリー「それじゃあ、連絡をするわね。その場所と、連絡先を教えてもらえないかしら?」
シルフィリア「ぁ・・・」
マリー「どうしたの?」
シルフィリア「・・・電話とか、無いんです」
彼 「ぁ?じゃ、どうやって連絡すりゃいいんだよ」
マリー「そうね・・・いきなりそちらに行っても大丈夫?」
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