第2章

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シルフィリア「大丈夫です」 マリー「わかったわ、それじゃあ、まずは連絡係を行かせるから、それでいいかしら?」 シルフィリア「はい。・・・ごめんなさい」 マリー「いいのよ、じゃあ、シルフィリアちゃんの住んでいる場所を教えてもらえる?」 シルフィリア「はい」 マリー「町の外れの・・・ああ、あそこね。わかったわ」 シルフィリア「それでは、お願いします」 マリー「気をつけて帰ってね」 シルフィリア「はい、ありがとうございました」 マリー「・・・息を呑むくらい、綺麗な娘だったわね」 彼 「ああ・・・」 マリー「どうしたの?」 彼 「いや、あんな娘も、所詮は何も考えてねーガキなんだなってよ」 マリー「そうかしら?・・・貴方に仕事を与えます」 彼 「あ?な、何だよ、いきなり・・・」 マリー「ボブ達に歌いに行かせる前に、さっきのシルフィリアちゃんの所に行って来てもらえない?」 彼 「なんでだよ」 マリー「電話が無いっていってたでしょ?だから、あなたが連絡係よ」 彼 「マジかよ」 マリー「それに、あの娘、貴方が思うような娘じゃないと思うわ。これは感よ」 彼 「拒否権は?」 マリー 「・・・拒否したいの?」 彼 「・・・あんた、息を呑むくらいって、言ってたよな?俺もそう思ったぜ」 マリー「だったら、尚更いいじゃない?」 彼 「ちっ、勘弁してくれよな・・・」 マリー「何か問題があるの?」 彼「・・・はぁ、あいつが来てた時に、どうしたらいいのかわからなくて、頭が真っ白になっちまったんだよ」 マリー「ふふ、いいじゃない。一目ぼれでしょ?」 彼 「・・・あんたな、ちっ、流石あのガキどもの母親だぜ」 ロゼット「ボブさんの曲は明るめの曲だったんですね」 ボブ「おう!そうだったぜ」 ジェシー「で、ボブの曲ができたから、今度はアンナが詩をつけることになったのよね」 ボブ「だな」 アンナ「詩、できたよ」 ジェシー「これ、あの人のことを書いた詩だね」 アンナ「うん」 ボブ 「あ?、でもよ、聞かせたからわかってるだろうけど、結構明るめだぜ?なんかこう、その、アイドルっぽいというか、ボカロっぽいというか・・・アニメ的つーかなんつーか、な」 アンナ「意地悪、かも・・・いつもあの人、しんみりしてたから」 ジェシー「明るいけれど、悲しい詩・・・か、でも、希望のある詩、いいと思うわ」
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