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シルフィリア「大丈夫です」
マリー「わかったわ、それじゃあ、まずは連絡係を行かせるから、それでいいかしら?」
シルフィリア「はい。・・・ごめんなさい」
マリー「いいのよ、じゃあ、シルフィリアちゃんの住んでいる場所を教えてもらえる?」
シルフィリア「はい」
マリー「町の外れの・・・ああ、あそこね。わかったわ」
シルフィリア「それでは、お願いします」
マリー「気をつけて帰ってね」
シルフィリア「はい、ありがとうございました」
マリー「・・・息を呑むくらい、綺麗な娘だったわね」
彼 「ああ・・・」
マリー「どうしたの?」
彼 「いや、あんな娘も、所詮は何も考えてねーガキなんだなってよ」
マリー「そうかしら?・・・貴方に仕事を与えます」
彼 「あ?な、何だよ、いきなり・・・」
マリー「ボブ達に歌いに行かせる前に、さっきのシルフィリアちゃんの所に行って来てもらえない?」
彼 「なんでだよ」
マリー「電話が無いっていってたでしょ?だから、あなたが連絡係よ」
彼 「マジかよ」
マリー「それに、あの娘、貴方が思うような娘じゃないと思うわ。これは感よ」
彼 「拒否権は?」
マリー
「・・・拒否したいの?」
彼 「・・・あんた、息を呑むくらいって、言ってたよな?俺もそう思ったぜ」
マリー「だったら、尚更いいじゃない?」
彼 「ちっ、勘弁してくれよな・・・」
マリー「何か問題があるの?」
彼「・・・はぁ、あいつが来てた時に、どうしたらいいのかわからなくて、頭が真っ白になっちまったんだよ」
マリー「ふふ、いいじゃない。一目ぼれでしょ?」
彼 「・・・あんたな、ちっ、流石あのガキどもの母親だぜ」
ロゼット「ボブさんの曲は明るめの曲だったんですね」
ボブ「おう!そうだったぜ」
ジェシー「で、ボブの曲ができたから、今度はアンナが詩をつけることになったのよね」
ボブ「だな」
アンナ「詩、できたよ」
ジェシー「これ、あの人のことを書いた詩だね」
アンナ「うん」
ボブ
「あ?、でもよ、聞かせたからわかってるだろうけど、結構明るめだぜ?なんかこう、その、アイドルっぽいというか、ボカロっぽいというか・・・アニメ的つーかなんつーか、な」
アンナ「意地悪、かも・・・いつもあの人、しんみりしてたから」
ジェシー「明るいけれど、悲しい詩・・・か、でも、希望のある詩、いいと思うわ」
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