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アンナ「え?う、うん・・・。ん・・・んっ、ちゅ」
ジェシー「ん、くちゅ・・・っ、、ん・・・」
アンナ「ジェ、シー・・・」
ジェシー「これが答えよ」
ロゼット「うわわわわわ!!す、すごい、その、ふぁぁぁああ!!!」
ジェシー「随分、荒ぶるわね」
ロゼット「だ、だって、だって!」
アンナ「でも、それがバレちゃったんだよね・・・」
ジェシー「そうなのよね・・・」
アンナ「・・・へへ、ジェシー、今まで一緒にいた、友達にも気持ち悪いって、言われちゃった、よ・・・」
ジェシー「そんなの友達なんかじゃないわ」
アンナ「親にも、バラされちゃったね」
ジェシー「うちの親なんて、別にどうってことないわ、殆ど喋らないもの」
アンナ「私も・・・二人とも、何も言わなかったけれど・・・だけど・・・」
ジェシー「ねぇ、アンナ」
アンナ「うん」
ジェシー「・・・どこか、遠くに行こうか?二人で・・・」
アンナ「いいの?私なんかで・・・」
ジェシー「あら、アンナこそ、私でいいのかしら?」
アンナ「いいよ、一緒に、行こう」
ロゼット「それで、二人は一緒になったんですね」
ジェシー「ええ、それから、私達は、色んな所にいったわね。バイトをしたりして、お金を貯めて・・・」
アンナ「そうだね・・・世界にはもう、二人しか居ないんじゃないかって、そう思ってた」
ジェシー「そうね、本当に、お互いそう思っていたわ」
ロゼット「なんだか、悲しいですね」
ジェシー「侮蔑的(ぶべつてき)なこと、差別的な事も言われたし、蔑んだ(さげすんだ)目で見られたこともあったわね」
ロゼット「・・・ひどい」
ジェシー「そう言われるたびに、私が食って掛かってた。でも、いつも私を護ってくれたのは、アンナだった」
アンナ「ジェシーがいたから、強くなれたんだよ。ジェシーに出会う前の・・・学生の時の私なら言い返せなかったと思う」
ロゼット「愛の力、ですね」
アンナ「ふふ、そうだね」
ジェシー「さ、続き、話すわよ。・・・一緒に住みだしてから、私達は肉体で悔しさと寂しさ・・・それを忘れようとしていたわ」
アンナ「今日は、どっちが責めよう、か?」
ジェシー「この間は私がアンナを責めたから、アンナがタチでいいよ」
アンナ「う、うん・・・」
ジェシー「さ、アンナ・・・めちゃくちゃにしても、いいんだよ?」
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