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テオ「そうじゃなくて、、その・・・」
シルフィリア「・・・はい」
テオ
シルフィリアさんは、器を持った俺の手に自分の手を添える。
もう片方の手で、スプーンを持ち、クラムチャウダーをすくうと
おれの口元に持って来る。
シルフィリア「・・・ね?」
テオ「・・・あ、っむ」
シルフィリア「美味しい?」
テオ「美味しい、です」
シルフィリア「よかった」
テオ
そうやって、シルフィリアさんに食べさせてもらった・・・。
父さんから同じようにされて、それで、怒らせたのに・・・。
シルフィリア「・・・足りた?」
テオ「はい、ご馳走、さまでした」
シルフィリア「今日はもう、遅いから・・・泊まっていって」
テオ「で、も、おれ・・・」
シルフィリア「お父さんが心配?」
テオ「・・・・・・」
シルフィリア「明日の朝、一緒に帰ろう」
テオ「・・・うん」
シルフィリア「ごめんね、わたしと同じベットで・・・」
テオ「平気、、です」
テオ
その日はシルフィリアさんと一緒のベットで寝た。
ぬくもりが暖かくて、すごく落ち着いた・・・。
彼 「あー・・・その、こんちは」
マリー「来たのね、決まった?」
彼 「その話なんだが・・・」
ジョシュア「あれ??まだ決めてないの??」
マリア「もう!折角誘ってあげてるのに!」
彼 「うるせーなぁ」
マリー「すぐに答えを出さなくていいわ」
彼 「・・・なぁ、雇ってもらうってのは、駄目か?」
マリー「そうねぇ・・・」
彼 「見たところ、人手は足りてなさそうだしよ」
マリー「いいけれど、あまりお金はだせないわよ?」
彼 「ああ、わかってるよ・・・一日数ドルでいいんだ」
マリー「それで、いいの?」
彼 「・・・そこのガキ共が来てから、大家が五月蝿くなくなったんだ。あんた等が、家賃肩代わりしてくれたんじゃねぇか?」
ジョシュア「まぁ、そーなんだけどねぇ?」
マリー「滞納した分はね・・・国から助成金がでてるから、そこから出しておいたのよ」
彼 「だろ?だから、その分は差し引いてよ、数ドルでいいんだ」
マリー「そこに住み続けるつもりなの?」
彼 「そう、だな・・・まぁ、できればだけどな」
マリー「ここに住めば家賃も必要なくなるけれど?それでも、嫌かしら?」
彼 「まぁ、そのな、、頼りっきりてのもな」
マリア「硬いわね?」
マリー「ここに住んで、手伝ってもらうことはできない?」
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