国守の精霊

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なに? だから、いつの間にそんな関係になったんだ?本当にお父さん何も知らないぞ!?なんだこれお茶が甘いのか!?空気が甘いのか!? 「はぁい。だから、アラーナさん、女王様になってください」 しーぃぃ……ん……。 うん。そうなるよな。 俺、胃が痛いような気がしてきた。 「まぁ……レリオ様のおっしゃる通り、お二人は相思相愛ですらしたんですね……」 アラーナ、突っ込み所がたぶん、違う。 「うららちゃん、本当にいいのか?アラステアで」 ボールドウィン様も、今は王位の事について話そうよ! アラステア様が優しい眼差しで、うららの顔を見て、うららもはにかむようにアラステア様を見上げた。 なに? だから、本当になんなんだよ!?なんだこれお茶が甘いのか!?空気が甘いのか!? 胸焼けしてきたぞ俺は。 「……そうか。なら、引き継ぎに関する調整や支援は支援しよう」 ボールドウィン様もそろそろ胃痛を感じているんじゃないか?俺はそっちも心配になってきた。 ××××××××
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