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どう考えても、アタシは関係無いって気 がする。
うん。やっぱり関係ないでしょ。
……関係ないよね?
と、ここでアオイのほっぺたがちょっと赤くなった。
「それでね……実は……もう一個あって……一般公開の日は彼氏と回りたいなって」
さすがアオイ。美人は男から放っておかれないものらしい。
既に彼氏がいたとは。びっくり。
アタシ、放課後はいつもバイトしてたからなぁー……。
アオイはなんだか幸せそうに見えるし、しんちゃんも振られたから傷ついた……って感じじゃ無さそうに見える。
きっと、この二人にとってはこの形が自然な流れで、それなりにいいことだったんだよ、うん。
ほっぺたを赤くしてるアオイがとっても可愛く見える。それで、アタシはアオイが彼氏さんと、まだ付き合いたてなんだろうな……て思った。
恥ずかしそうにもじもじしてて、見てるこっちの胸がいっぱいになってきそうだ。
「彼氏さん、紹介してよね?」
アオイが彼氏さんと過ごすってことは、一般公開日……さすがにアタシ一人じゃつまんないな……どーしよっかなー……。
他の人……うん、りこたちと二日めは一緒にいよっと。
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