目覚めたら小学生

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目覚めたら小学生

「裕起きなさい。」 なんだか懐かしい声で目が覚めた。 って、あれ?確か俺は家族に見送られて…家族?顔も名前も思い出せない…。 「裕君遅れるよ。 」 隣からする懐かしい声。「ばあちゃん?」 40年前亡くなった大好きなおばあちゃん。 小さいとき隣で寝ていたけどなんでばあちゃんが?飛び起きると体が小さい…。回りを見回して冷静に頭を回転させる。どうやら今は五年生のようだ。 「遅刻するよ。」これまた20年前に亡くなったおふくろがドアを開ける。まだ30代前半の若いおふくろがそこにいた。
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