第二章「集合地」

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時刻は15:00 場所は森の中にあるペンションハウス。 「ふぅ~やっと皆さんが来る時間になりますね・・・。さっきまで寝てたのでいまだ、ぼっ~としますね。」 ペンションハウスの前に椅子に座っている女性がいた。 「フ~ッフッフ!ペンション近くに落とし穴も用意してるので、引っ掛かってくれると。面白いんですが・・・。」 女性は妖艶な笑みをしながら、家の前を眺めている。 しばらくすると、探偵の風見が一番先についたようだ・・・。 「あれは・・・風見さん・・・。いけるか!!」 風見は、女性を発見すると手を振りながら、男の方に向かっていく。 落とし穴まであと3歩! 「そろそろですね!」 女性は小声でニヤニヤしながら、手を振り返す。 「どうせ、悪戯するために何か用意してるんでしょうね。」 風見は、手を振った一度立ち止まり、周りの様子を見る・・・。 自分の前に何か違和感を感じて、そこを跨り前に乗り出す。 「あっー!」 女性は、大きな声で叫び。風見に駆け寄っていった。 「せっかく罠仕掛けておいたのになんでぇ!!引っ掛らないんですか!?」 「だって貴方、いつも悪戯するじゃないですか!誰だって警戒しますよ・・・。ハァ・・・。四季さんのSPだからって何でもしていい分けじゃないんですよ。美香さん!!」 「別にいいじゃない!人が引っ掛かる所見るの楽しいんだから!」 美香は、腕を組み頭を横に振る。 「貴方は、子供ですか?もう20才以上になったんですから、ウッッ!!」 美香は風見に鋭いストレートパンチをお腹に決める!! 風見はモロにパンチがきまり、倒れ込む。 「歳の事を女の子に話すもんじゃありませんよぉ~。」 美香は風見に怖い顔をしながら、睨みつける。 風見は自分の言動に後悔しながら、美香に謝る。 謝っている途中かに、九条がペンションの入り口に来ていた。 服装はそのまま、巫女衣装だった・・・。 風見と美香を見つけると、二人に歩み寄っていく・ 落とし穴まで後3歩・・・! 美香と風見は、口論しているらしくまだ気づいていない・・・。 「なにか、揉めているみたいですけど・・・大丈夫でしょうか?」 九条は、風見の肩を叩こうとした瞬間!! 九条「きゃあ!」 片足が落とし穴に落ち、風見に向って倒れる。 九条は両手で風見を掴む。 すると・・・ズボンを掴んでしまった為、ズボンがズレ落ち九条は倒れてしまった。
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