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2xx9年
?「さて、最近は暇になりすぎた・・・。この世界でも作り変えるかね・・・。」
アハハハハハ。
side 風見慎也
場所は、探偵事務所。
一人の青年が椅子に座っている。
青年は溜息をしていた。
「はぁ今日も依頼人は来ないのか・・・。しかし、平和なのはいい事です。」
風見は両手を顔の横に置き首を振る。
「そういえば、封筒があったんでしたね。」
どうやら、風見は何かの封筒をみている。
「今日の依頼の手紙は、コレだけですかぁ・・・。」
風見は苦笑いをしながら封筒を見つめていた。
封筒を手に取り、封を開ける。
その中には、一枚の招待状とメッセージカードがあった。
「おやぁ?コレは・・・招待状?招待状なんて、貰うことはめったにないのですがね・・・。」
招待状
[12月31日 四季城にてお食事会を開きます是非お越しください。
尚時間に致して、一部の方は、15時にお越しください。
一般の方に関しては、21:00にお迎えにあがります。]
と記されてある。
風見は、昔に依頼で四季さんの依頼を受けた事があった。
「あぁ、四季さんからの招待状か。って事はまた依頼でもいただけるのでしょうかね?」
風見は微笑んでいた。
「日にちは今日みたいなので、もうひとつのメッセージカードでもみますかね。」
風見はメッセージカードを手に取った。
メッセージカード
やぁ風見君久しぶりだね。
この手紙を見てるって事は、招待状が届いたってことだね。
あの事件から早1年になるのか、仕事は順調かね?
私は、元気にしているよ。あぁそうだった、君には、頼みたいことがあるから、15時にいつもの場所のにきてね。
P,S 持ち物に、いつもの道具も用意しておいてね。
「どうして、いつもの物もいるのですかね?少し危ない事でもあるのでしょうか?」
風見は時計を見る。
時刻は12:30になっていた。
「そろそろお昼ですが向かいますかねぇ・・・。」
「持ち合わせないの思い出しちゃいました・・・。」
風見は落胆しながら準備していく・・・。
持ち物は 財布にスマホ。 護身用の短刀とピッキング用のツール一式を用意して。
探偵事務所を出る。
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