第1章[神は、いったい?]

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     アヤメ saide 九条菖蒲 場所は、九十九神社一人の少女が神社の庭の掃除している。 しばらく掃除をしていると。 「こんばんわ」 「あら、こんばんわぁ。」 「せいがでますねぇ。あっそうだ、これ郵便です。」 「仕事ですからうふふ。有難うございます。」 「では、私はこれで。」 郵便屋さんは帰っていった。 「掃除も終わったことですし、部屋に戻って手紙でもみますかぁ~。」 菖蒲は、掃除道具を片付け部屋に戻る。 菖蒲の部屋はいかにも女の子らしい感じで、ぬいぐるみが飾られている。 少し違うとすれば・・・。神社らしいお札や何か違和感が感じられる小刀が一振りあるぐらいだ。 「この封筒は、父宛なのでしょうか?」 菖蒲は、封筒の裏を見る。 どうやら、菖蒲宛のようだ。 「あら?私宛ですね・・・。開けますか。」 菖蒲は、封筒を開ける。 封筒の中身には二つ紙が入ってあった。 一つは招待状、もう一つは、メッセージカードのようだ。 招待状 [12月31日 四季城にてお食事会を開きます是非お越しください。 尚時間に致して、一部の方は、15時にお越しください。 一般の方に関しては、21:00にお向かいに上がります。] と記されてある。 菖蒲「四季兄さんからの招待状ですか。四季兄さん久しぶりですね。」 そういえば、メッセージカードもありましたね。 メッセージカード 菖蒲ちゃんへ。 どうやら招待状が届いたみたいだね。 最近は、変わりないかな? 今日、招待状を送ったのは、他でもない私の誕生日なのだよ。 少し、予定より早いが、君にも15時からいつもの場所にきてくれないかな? 他にも数人呼んでいるから、誰かはわかるだろうけど・・・。 いつもの物も用意してきてね。 PS、彼氏とはうまくやっていますか? と記されていた。 「あはは(苦笑い)、情報回るのはやいですね・・・。時々に兄さんは毒吐いてきますね。後で、説教ですかね。」 菖蒲は、首を振って溜息をついた。 用意したもの、 財布、小刀、お札、緊急救急セット。
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