第1章[神は、いったい?]

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ニシジマ ヨウスケ  西島 陽介 said とある路地裏。 大柄な男が一人歩いていた・・・。 タバコを吸いながら、本道に出ようとしているようだ。 カッカッカッと歩いていると、自分じゃない足音がもうひとつ聞こえる。 すると・・・。 「うぉおおおおおおおおおおらぁああああああああああ」 突然!! 後ろからフードを被った人がバット頭上から振りおろす! 大柄な男性は、声に気づき半身左に避ける。 振り下ろされたバットは地面に当たり金属音が辺りに鳴り響く。 「くっそ!・・・」 モブは、苦虫をかんだような声が聞こえ・・・バットを放り投げる。 バットは、壁にぶつかり地面に転がり落ちたようだ・・・。 大柄な男は、半身避けた為相手の横にいる。 大柄な男性は一回転して、モブ回し蹴りをした。 「チッ!」 悪態をつきながら、回し蹴りを両腕でガードして反動を利用しながら後ろ後退する。 「最初に、声を上げながら後ろから攻めてくるのはいかんよ・・・。」 大柄の男性はモブを小馬鹿にしながらゲス顔をしている。 「笑うんじゃねぇ!!こっちはオメェの玉取りにきてんだよぉ!!」 モブはポケットから、ドスを取り大柄な男性に走り出す。 モブ「玉とったらぁあああああああああああああ!」 大柄な男性「ふぅ・・・馬鹿だな!!」 大柄な男性はニタリと笑い八重歯がみえる。 モブが大柄な男性の間合いに入った瞬間・・・!! 両手で持ってるドスの手首を掴んだ! 「くっそぉ!」 モブは手首を掴まれている為、前に進めない・・・。 どうにか大柄な男性の腹にドスを突き刺そうと前に押し込む。 「おや・・・頑張るねぇ~。」 男性は終始笑いながら、モブの金的に足蹴りする。 モブは、痛そうな顔をするがいまだ押していく。 「痛いなら我慢しなくてもいいよぉ・・・」 両手で手首を掴んでいた、片方の手を離しモブの顎を殴る。 モブは少し体制が崩れ、それを見逃さず立て続きに喉・金的に攻めていく・・・。 モブがドスを構えていた手が緩んだ瞬間、一瞬でドスを抜き取り。 掴んでる手首を捻り、大柄な男性は足払いする。 モブは宙に浮き回りながら、地面に落ちる。
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