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モブは呻きながら、男性を睨みつける。
「まだ、睨みつける気力あるんだねぇ~。」
男性は手を離していない、モブの手首を捻りながら、モブの背中にもっていき、関節技決めモブの背中に跨った。
「もぅ・・・にげられないよぉ~。」
笑いながら大柄な男性はモブを見る。
「っで?私を狙ってきたって事は、誰かの手先かな?それとも君個人での犯行??」
大柄な男性は、今までの間の抜けた感じではなく、冷徹で威厳がある表情をしている。
「だっ誰が言うもんか!」
「まぁ構わんが、お前・・・死ぬぞ?」
大柄な男性はモブが先ほどまで所持していたドスをモブの首に突きつける。
モブは、冷や汗をかいてはいるが、口を堅く閉ざしてる。
「そうか・・・残念だ・・・!」
大柄な男性はモブの首をドスで掻き斬る・・・。
「あっが・・・。」
モブの首から血が噴出し壁に血が滴っていく・・・。
大柄な男性は、モブが死ぬ所を確認した後・・・。
大通りに出ようと大柄な男性は歩き出す。
ポケットから、スマホを手に取り電話をかける。
スマホ画面には、こう表示されている。
何でもござれ!!~処理屋~
プルルルルルル・・・プルルル・・・ガチャ!
着信音が鳴り、暫くすると声が聞こえてくる。
「はいはい・・・どなたかいなぁ?」
「やっほ~久しぶり。」
「あらまぁ!西島さんやないですか。お久しぶりですねぇ~。」
「今日はどないしましたぁ~??」
「またどこからか・・・・刺客もしくは評判上げで狙われてねぇ~。」
西島は、いつの間にか陽気な雰囲気に戻っていた。
「それでねぇ~・・・殺ちゃったからバラしてくれないかなぁ?陰ちゃん。」
「またかいなぁ~。ええよぅ~それがうちの仕事やからねぇ~。」
「そうそう、依頼料はいつものアレでね。」
「あぁアレね。君も物好きだねぇ~。」
「仕方あらへんやん。レア物なんやで!超合金のフィギュア何でもええから頼んだでぇ~。」
陰は、ものすごく楽しそうな声で喋る。
「わかったよぉ~。じゃあ場所は分かるよね?」
「いつもの場所でしょ??」
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