第1章

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P「お前ってモテるの?」 え「うーん。いや、どうなんでしょ?実際モテるというよりこっちから一方的に狩っているようなものですから、相手からしたらモテるというより、惚れてしまうという方が正しいんじゃないですか?」 P「...なんか、その意見も男としてはムカつくけど、要は勝手に惚れられてしまう、ということだと、?」 え「そうですね。というより、私自身としては、自分の生き方を決めていて、その生き様がモテる理由なのかもしれません。」 P「へぇ?。その生き様ってどういうものなの?」 え「正直言ってしまうと、男らしく、そして軟弱なやつなら狩りとってしまうぞ、って感じですかね?」 P「うーん。つまり、自分より弱いやつは好きではないと?」 え「まあ、言ってしまうならそういうことですね。別の言い方をすれば、私は男性なので自分より男らしくない男性に対して価値を見出していませんが、女性は女性としての強さがあって、それを知っている以上、絶対に私には勝てない相手だと思っています。」 P「男性も、あなたとは違うところがいいところって人がいるのでは?」 え「それは、よくよく考えるとそうかもしれません。ですが、逆に考えると、相手には相手のいいところがありますが、私にも私のいいところがあり、それは同じ男性である以上考慮するところでもないという判断です。」 P「つまり、女性には敬意を表しているし、戦う気もないと?」 え「それは、どうですかね。譲れないところもありますから、どうしても譲れないならケンカだってするでしょう。ですが、女性の素敵なところを理解できているから、私は逆にそういうことになれば対等に話し合う覚悟があります、ということですかね。」 P「なるほど。他に勝てないと思う存在とかいるのですか?」 え「あ、子供にも絶対勝てません。それは男の子であっても女の子であっても、平等に勝てません。子供はこれから自分よりも長い時を生きますし、いずれ抜かされるとわかっているからです。だからこそ、最後まで対等に渡り合って仲良くして競いあいたいと思える、ライバルみたいなものかもしれません。」 P「....なんか、真面目な話ですねこんかい(汗)」 え「いや、あんたが聞いたんだろ?」
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