第3章

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メイドは俺の顔をみて驚いた顔をした。 その次に顔が真っ赤になった。 「お、お部屋に、案内しますのでつ、付いてきて下さい!」 メイドは気持ちの悪い猫なで声で言った。 どうやら、俺の顔は整っているらしい……。 それはメイドの反応からみて明らかだ。 俺は無自覚、鈍感などではないからな。 あんな毛嫌いしてたのにこんな態度が変わるのは 俺の顔はよっぽど整っているらしい……。 まぁどうでもいいが。 このあと10分くらい歩き大きな扉の前に着いた。 歩いている最中メイドがチラチラ見ていたが気付かないふりをした。 正直鬱陶しかった。 「この扉の先です。」 そういって赤面しながらメイドは去っていった。 おっと魔力を封印するのを忘れていた。 俺は魔力を封印した。 そして扉に手を添え、強く押した。 ガチャッ!
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