第3章

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そして部屋にいたのは俺の父親と母親……あと俺と同じくらいの少女… 多分妹かな? それとみたことないような使用人たち。 部屋のなかは豪華だった。 シャンデリアに綺麗な装飾、綺麗な絵もたくさん飾ってあった 部屋は広く真ん中には大きな水晶のようなものがあった 「やっときたな、遅いぞ化け物が」 父親が嫌な顔をしながら、言った。 『申し訳ありません、只今到着しました』 俺はなるべく感情を表に出さないように言った 「ふんまぁいい、さっさと水晶に手を当てて魔力と属性をはかれ」 そして俺は返事をし、その水晶に手を当てた もちろん魔力を封印してるから、魔力が測れないし、属性もでない 水晶はなにも示さなかった この部屋に沈黙が続く……… 「こいつ忌み子だけでなく無能者だったのか! こんなのがいるだけで一族の恥だ!絶望の森に捨てろ!今すぐに!」 それだけでなく、母親はヒステックに叫び、 妹は罵声を浴びせてきた 使用人たちも嫌悪の顔を隠さずにこちらをみている ここまで酷いとは思わなかったな…… そう思っているとガタイのいい男たちが近寄ってきた 男たちは俺の腕を縛り、そのまま俺を気絶させた もちろんわざと気絶してやったんだかな… そして俺の意識はなくなった…… ――――
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