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『詩織』
「分かってるよ」
親友だった為、雪原詩織は音瀬陽が何を言おうとしているかが想像ついた
¨先生に聞きに行こう¨
と言うつもりだったのだろう
陽は詩織を見てゆっくりと、首を縦に振り言った
『じゃあ、誰に聞く?』
詩織は少し迷ったが、しばらくしてこう答えた
「神崎先生に聞きに行く?」
神崎梓(カンザキ アズサ)____
陽達のクラスの担任で、とても綺麗な先生だ
5年間先生をやっていて、年齢は25らしかった
詩織の提案には、陽も賛成した
『そうだね』
二人は、自分達の寮の部屋から先生の部屋に行くことににした
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