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『梓先生ー。』
「こら、音瀬さん！
学校内では神崎先生と言ってください！」
教師である神崎梓は
まだ仕事気分なのだろうか
いつもの学校内での神崎先生になっている
「あっ、梓ー！
今は学校じゃないよ？」
詩織が鋭いツッコミを入れる
梓と二人は結構仲が良く、三人の中では
詩織がツッコミのようになっている
二人も年上にも関わらず梓と呼ぶくらいの仲だ
「あぁっ……………そうだったぁ～
てっきり私……まだ学校かと………」
梓は学校の時はツンツンしているが、寮内ではのんびりしてるような人だ
その為、寮では話しかけてくる生徒が少なくもない
『梓に聞きたいことがあったんだー！』
「いいよ。何？」
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