詮索

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「さぁ、つきましたよー。」 「あ、沖田さん、ちょっとまっ「土方さーん、入りますよー。」 (こいつ自由か…) 「てめぇ総司!いきなり開けんじゃねえって言ってるだろうが!」 「まぁまぁ、町で変な人を見つけたので連れてきたんですよー。」 (変…?容姿は変じゃないと思うし…屋根にいたことか…。) 「あ"?別に変なとこなんてねえじゃねえか。」 「屋根の上にいたんですよー。普通に飛び降りるし、殺気を向けても顔色ひとつ変えないんです、ね?変でしょう?」 「フン…総司の殺気になぁ…。てめえ、なにもんだ。」 (さすがに少し威圧感があるなぁ、この人は…。まぁ怯むこともないんだけれど…。) 「何黙ってやがる、早く答えねえと斬るぞ。」 「そんなに簡単に斬るなんていわないでくださいよ、土方さん…?」 「ふざけずに早く答えろってえのがわからねえのか。」 「ハァ…有明です、有明優真と言います。」 (名のらないだけでキレられたんじゃ話が進まないじゃない…)
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