第1章

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「にゃにゃ、クマもある種のネコ目みたいな感じだにゃ」 「…そうなの?」 「分類上はその可能性もあったかも知れない、というだけです」 女の子が首を傾げるとメリアが補足的な説明をした。 「ふーん…まあ手の形とか似てない事も無いからね」 微妙な感じで納得すると俺を床に下ろす。 「じゃあ行こうか」 「にゃにゃ」 「お気をつけて」 メリアに笑顔で見送られながら女の子の後について行く。
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