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ー帝丹小学校ー
工藤新一が江戸川コナンとして生きていくようになってから半年が過ぎた。
今、コナン達1年B組の生徒は体育の授業でグラウンドでサッカーをしていた。
?
「コナンくん!
お願いします!」
コナン
「おう!任せておけ!」
コナンの同級生でもあり、少年探偵団のメンバーでもある円谷光彦がコナンにボールを渡した。
コナンはそのボールを受け取り、ゴールを目指して走っていたが…
コナン
「うっ…」
コナンは突然激しい頭痛に襲われて倒れた。
それをいち早く気づいた光彦はすぐにコナンのところに駆けつけた。
光彦
「コナンくん!大丈夫ですか!?」
コナンは既に意識を失っていて返事をすることが出来なかった。
その後、すぐにコナンの担任の先生でもあり、少年探偵団の顧問でもある小林澄子と少年探偵団のメンバーである児島元太、灰原哀、吉田歩美が駆けつけた。
小林
「どうしたの!?」
光彦
「コナンくんが急に倒れて…」
小林
「コナンくん!
先生は救急車を呼びに行ってくるから、皆はここにいて!」
そう言って小林先生は救急車を呼びに行くため職員室へ行った。
グラウンドに残った生徒達は意識の戻らないコナンを心配そうに見た。
元太
「コナン、しっかりしろ。」
歩美
「コナン君、死んじゃ嫌だよ…」
光彦
「歩美ちゃん、変なこと言わないでください!」
歩美
「だって…」
哀
「そうよ吉田さん。江戸川くんはそう簡単に死なないわ。」
歩美
「哀ちゃん…そうだよね。」
そして、職員室に行っていた小林先生が戻ってきた。
その後、教頭先生がグラウンドに来た。
そしてしばらくするとすぐに救急車が来た。
救急隊員が急病者を確認するとすぐにストレッチャーに乗せて救急車の中に乗せた。
救急隊員
「今から米花総合病院に運びます。
誰か付き添ってくれる方いますか?」
救急隊員の言葉に教頭先生が前に出た。
教頭
「私が行こう。」
小林
「教頭先生…」
教頭
「小林先生はコナンくんの家族に電話をしてください。」
小林
「はい。
宜しくお願いします。」
教頭先生は”子供達をお願いします"と一言言って救急車に乗り、すぐにコナンの身体は米花総合病院へ運ばれた。
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