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ー米花総合病院ー
米花総合病院ではコナンは病室で本を読んでいた。
そこで学校を終えた蘭がお見舞いにやってきた。
蘭
「コナンくん、調子はどう?」
コナン
「蘭姉ちゃん!まだ、左手は動かしにくいけど頭は痛くないし大丈夫だよ!多分、薬が聞いているからだと思うけど。」
蘭
「そっか。
あっ!これ、着替え!箪笥の中に入れておくね!」
コナン
「うん!ありがとう!」
蘭
「どういたしまして!」
そう言うと蘭はコナンの服を箪笥の中に入れた。
蘭
「コナンくん、あと欲しいものとかない?」
コナン
「明日、新作の推理小説が出る日なんだ。それを買ってきて欲しいんだ。いい?」
蘭
「もちろんよ!でも、その代わり、大人しくしてるのよ?」
コナン
「うん!」
そうコナンと蘭が話していると少年探偵団達がお見舞いにやってきた。
元太
「よっ!コナン!」
蘭
「みんな!来てくれたの?」
光彦
「はい!コナンくん、大丈夫ですか?」
コナン
「お前らか!来てくれてありがとうな!今のところは左手が動かないだけで大丈夫だぜ!」
歩美
「どうして、動かないの?」
コナン
「力が入らないんだ…」
哀
「麻痺してるの?先生はなんて?その原因は脳が原因だと私は思うんだけど…」
コナン
「ああ…先生もそういう感じで言ってたぜ。だから、明日検査をするんだ。」
歩美
「じゃぁ、キャンプに行けないの?」
コナン
「ああ…悪いな。でも、すぐに治してまた行けるようにするから待っててくれ。」
歩美
「うん。」
コナン
「外を散歩に行かねえか?折角、天気もいいのに勿体無いぜ。」
哀
「そうね。」
コナン
「蘭姉ちゃん、行ってもいい?」
蘭
「いいよ!でも、疲れたらいけないから1時間で帰ってくるのよ?」
コナン
「うん!分かった!」
そう言って、コナンがベッドから降りて立ち上がった。その瞬間…
コナン
「あれ…」
突然、目眩に襲われコナンは床に倒れた。
蘭
「コナンくん!」
哀
「江戸川くん!」
歩美・元太・光彦
『コナン(くん)!』
蘭と少年探偵団達は倒れたコナンの傍まで駆けつけた。
蘭はすぐにナースコールを押した。
蘭
「コナンくんが倒れました!すぐに来てください!」
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