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唯「静かにして!」
唯の声にみんなが静かになる。
それを確認し“それじゃあ自己紹介してもらうわね。”そう言って転入生の2人を見た。
転入生の2人はそれを合図に自己紹介をする。
「真崎 琉(まざき りゅう)。よろしく」
そのまま微笑む。
「真崎 愁(まざき しゅう)。よろしくね」
また愁も微笑む。
2人の微笑みに何人かの女子が鼻血を出してバタバタと倒れた。
そのうち数人は保健室に運ばれていた。
唯「あらら…。仕方ないわね…。それより2人の席は…。蘭さんたちの隣が空いてるわね…」
唯がそう言っている間に琉は蘭の隣の席に、愁は凛の隣の席についていた。
その途中黙々と進んでいた2人だが誰にも気づかれない声で“見つけた”と呟いていた。
唯「あっ…席に着いたのね。それじゃあ次の授業の準備をしておくように」
そう言って教室を出て行った。
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