2人が本棚に入れています
本棚に追加
追い詰めた身体の横腹に指を置き、その年特有の無駄な脂肪の無い薄い肋骨を感じながらゴスロリ服の擦れるきめ細やかな音を立てながら上にゆっくりと沿っていく。
すると、その音は無くなると同時に幼女の身体もまた、軽く浮き上がり、より深い吐息と笑い声が滲む。
男性はその反応に満面の笑みを見せると、その位置全体を今度は撫でるように回す。
「いや・・・・・・! そこ! 腋はっ! だめ・・・・・・!」
あざ笑うような指先に幼女は下唇を噛み、目を閉じ、少しでも逃げようと逆に身体を縮め、そのこそばゆい身体の感触を逃がそうとする。
しかし、
「んくっ・・・・・・ひゃはははははははははははは!!!!!」
幼女の身体が最も収縮した瞬間、男性の指は波打つように5本の指を満遍なく使い、先ほどとは打って変わったくすぐりを行う。
それは、今まで少しずつ溜めていたダムが決壊するが如く、張り詰めて押さえつけていた気持ちが一気に声と身体に表れる。
「ひぁはははははははははは!!!! っうっはあ!!!? にゃはあ! あは!? ははははははははははははは!!!!!??」
顔は少女らしいあどけなさ残る可愛い笑い顔、その顔には目に涙が溜まり、頬を赤く染め、小さな口を大きく開けながら子供声が響く。
次第に、涙が頬を伝い、顔全体が赤くなり、塞がらない口から涎が垂れ始め、途切れる声が酸素を求めるように口をエサ求める魚のように動かす。
黒いゴスロリ服に守られている、綺麗な白い肌の中まで迫る男性の指先は、壊れたように笑う幼女の声に比例するように激しさを増し、苦しくなるにつれて身体は暴走する。
意識が保ちにくくなり、羽や角は気づくと消え、赤い矢の刺さる手の平が抉るように傷口を広げていく。
この状態が休まずに、約20分程行われた。
「っ・・・・・・はぁ! はぁはぁはあっ! うへ! はぁはぁ・・・・・・」
黒い服は少しはだけ、顔は真っ赤、少し汗ばむ白い肌に、ぐしゃぐしゃの赤い髪、空気は一気に吸おうとするも涎でむせてしまい咳き込む。
その姿を見ながら、無表情のまま男性は軽い手つきで次の文字を書いていく。
”条件を飲まないなら今持っているネバネバの”
最初のコメントを投稿しよう!