第6話 隣の芝生…

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そして今日も隣の犬、 もとへ、 隣のヨシキに ため息をつく朱里だった。 「朱里さん、 お昼食べに行きましょう」 「いってらっしゃい」 「出ましたね。 朱里さんの、 いってらっしゃい、攻撃が」 そう言われて朱里は 目が点になる。 ひまじょ、 元へ、 美魔女と呼ばれる 齢を重ねてもなお、 美人な女性なら ありかも知れないが、 朱里は単なる オバサンなのだ。 からかわれているのかなと 思って朱里は 苦笑いと共に言った。
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