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「こんなオバサンと
一緒にいたがるなんて
おかしいでしょ。
いいから行って
来なさいよぅ。
交代なんだから。
美味しいものを
食べてらっしゃい」
占い所は
皆が一斉に出てしまうと
いけないので、とりあえず
交代で時間をずらして、
お昼と言う事になっている。
もっとも朱里のように
毎度脱走している奴は別だが。
目もくれずに
手をヒラヒラさせられて
ヨシキは困ったような顔をした。
どう言っても
自分の美貌を認めようとしない
朱里に為す術はなく、
その彼を遠くから呼ぶ声がして、
彼は仕方なく小さく返事をした。
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