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この二人はこの内の
二つの星が入っている属性の
それぞれの星の生まれだった。
どちらも俺様的な性質を持ち、
さらには産まれた月の星が
競い合うようになっていた。
“この子が一歩
下がっていたから、
今までやって来たのかな。
ん~、でもこの子も
なかなかだよな”
盤を見ながら
何となく納得している朱里に、
大人しい子は言った。
その口調は雰囲気からは、
かけ離れたものになっていた。
「もう、うんざりなんです。
うるさくって、落ち着きがないし、
新しいもの好きで、すぐ飽きる。
あんなのと一緒にいる事が
もう嫌で」
少し声が高くなったのに、
朱里は口に指を立てて
静かに話すように仕草した。
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