第8話 その後に…

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「…と言う事ですね」 「そうなんですか。 それって、 私が習った時は…」 占いを習った場所によっては 鑑定にもかなり違いが 出て来るので、 そう言うものも あるのだ、で 流してくれればいいのだが、 中にはこうやって 食いつきの良い お客さん=同業者もいて、 朱里は内心、 ムンクの叫びの絵のように なっていた。 “ぬおぉぉぉ~、 知るかそんなもん! もう一度学校に帰れようぅ~” とは言えないので 黙って営業用スマイルで耐えた。
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