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こちらは同業者には
見えなかったのと
女性の動きに
気になった事があったので、
朱里は座るように勧めた。
「すいません。疲れちゃって、
座りたかっただけなんです。
ごめんなさい」
「いいですよ、
どうぞゆっくりなさって下さい。
お腹に赤ちゃんがいると
尚更そうなりますよ」
「えっ?」
朱里の言葉に
飛び上がらんばかりの二人は
驚いた顔でお互いを見て、
そして朱里を見た。
驚いたのは朱里もだった。
「なんで?」
「ありゃ?これは、かの有名な、
若い二人が出来ちゃって、って
パターンかな…」
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