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朱里のいる
ホール端には椅子が
多めに置かれてあるので、
お客さんの休憩所にも
なっていたので
朱里のお客であろうが、
なかろうが、
こうして迎えに来る訳だった。
若い二人は
面食らったような
表情でいたので、
朱里は占い師たちの方を
手で指し示して言った。
「今日はイベントで
無料鑑定ですから、
お嫌でなかったら
如何ですか?」
そう勧められると二人は
ちょっと考えて、それぞれ
連れられて去って行くと、
隣のヨシキが朱里の耳元に
小声で言った。
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