第8話 その後に…

10/37
前へ
/417ページ
次へ
朱里のいる ホール端には椅子が 多めに置かれてあるので、 お客さんの休憩所にも なっていたので 朱里のお客であろうが、 なかろうが、 こうして迎えに来る訳だった。 若い二人は 面食らったような 表情でいたので、 朱里は占い師たちの方を 手で指し示して言った。 「今日はイベントで 無料鑑定ですから、 お嫌でなかったら 如何ですか?」 そう勧められると二人は ちょっと考えて、それぞれ 連れられて去って行くと、 隣のヨシキが朱里の耳元に 小声で言った。
/417ページ

最初のコメントを投稿しよう!

110人が本棚に入れています
本棚に追加