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「あまりお金に
執着し過ぎずに
公共性を順守する事を
宿題として
産まれておいでですね。
公のお仕事が向いています。
選挙とかで打って
出るのもありですね」
「あ、俺の親父、
議員やってます」
男性は、
何気なく言うので
朱里の方が
驚いたくらいだった。
彼らは地方から
遊びに来たと言う事で、
戻ればそれなりの良い家の
若夫婦なのだろう。
議員と言う仕事が自分に
合うかも判らなかったと
彼はしみじみ言って
何となく
納得したような顔でいた。
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